ドレン処理用装置、ドレントラップ、エアーフィルター、エアーコンプレッサー周辺機器の製造、販売メーカー

サイクロンセパレータ

スーパーサイクロンセパレータの電力費削減額

スーパーサイクロンセパレータは、圧縮空気中から水分を分離することにより、エア-ドライヤーの電力費削減や、エアーフィルターの圧損によるエアーコンプレッサーの電力費削減をすることができます。

スーパーサイクロンセパレータを「エアードライヤーの前に設置」と「エアーフィルターの前に設置」した場合で、どれくらいの削減額になるかを求めます。

1.エアードライヤの前にスーパーサイクロンセパレータを設置した場合のエアードライヤー電力費削減額

図1の様にドライヤーの前にスーパーサイクロンセパレータを設置した場合、エアードライヤー電力費削減額を求めます。

図1
図1

条件
気温30℃
湿度80%(0.5)
圧縮空気圧力0.7MPa
吐出量13m3/min
ドライヤー入口温度45℃(圧力下)
年間ドレン発生平均係数0.5
年間稼働時間3,000時間
電力料金15円/KWh
スーパーサイクロンセパレータ捕捉効率98%(0.98)

エア-ドライヤーに入り込む水蒸気量

①コンプレッサーが吸い込む水蒸気量

30℃での飽和水蒸気量は30.4g/m3なので、1時間あたりの水蒸気量を求めます。

飽和水蒸気量湿度吐出量時間係数
30.4g/m3×0.8×13.0m3/min×60min/h×0.5 9484.8g/h

②ドライヤーに流入する水蒸気量

ドライヤー入口で45℃(大気圧換算8℃)での飽和水蒸気量は8.28g/m3から、

45℃飽和水蒸気量吐出量時間係数
8.28g/m3×13.0m3/min×60min/h×0.53229.2g/h

①-②が、エアードライヤーに入り込む水分量となります。

コンプレッサーが
吸い込む水蒸気量
ドライヤーに
流入する水蒸気量
9484.8g/h3229.2g/h6255.6g/h

スーパーサイクロンセパレータの捕捉量

スーパーサイクロンセパレータを設置すると、捕捉効率が98%であることから、

水分量捕捉効率
6255.6g/h×0.986130.49g/h6130.5g/h

このドレン量が本来ドライヤーで負荷になります。

電力費削減額

ドライヤーでは45℃から10℃まで冷やします。水1gを1℃冷却するのに1cal/g・℃が必要なので、

水分量冷却温度冷却に必要な熱量
6130.5g/h×35℃×1cal/g・℃214567.5cal/h215kcal/h

電力換算すると、1kcal = (1/860)kwh であることから

熱量1kcalの電力
215kcal/h×(1/860)kwh/kcal0.25kW

よって、1年間でコンプレッサーが3,000時間稼働した場合の電力費削減額は

電力金額稼働時間
0.25kW×15円/kWh×3,000h/年11,250円/年

となります。

2.エアーフィルターの前にスーパーサイクロンセパレータを設置した場合のエアーフィルター圧損低減による、エアーコンプレッサー電力費削減額

図2の様にエアーフィルターの前にスーパーサイクロンセパレータを設置した場合、エアーフィルター圧損低減によるエアーコンプレッサーの電力費削減額を求めます。

図2
図2
条件
使用コンプレッサー75kW
吐出量13m3/min
圧縮空気圧力0.7MPa
モーター効率90%(0.9)
エアーフィルター平均圧力損失0.037MPa
(初期圧損 0.029MPa、交換時期 0.07MPa)
圧力0.1MPa増減による電力効果8.4%(0.084)
年間稼働時間3,000時間
電力料金15円/KWh

入力消費電力

コンプレッサーが実際に消費する電力を求めます。

出力効率
75kW÷0.9×83.3kW

圧力損失による電力効果

0.1MPaの圧力損失があったときの電力効果の値を求めます。

消費電力電力効果平均圧力損失圧力
83.3kW×( 0.084×0.037÷0.1MPa )2.6kW

電力費削減額

よって、1年間でコンプレッサーが3,000時間稼働した場合の電力費削減額は

電力金額稼働時間
2.6kW×15円/kWh×3,000時間/年117,000円/年
お気軽にお問い合わせください

お問い合わせは、お電話またはメールからどうぞ